10月, 2020年
令和２年度敬老祝賀式
今年はコロナウイルス感染の影響もあり、やすら苑の敬老祝賀式も今までのように全員が集まって行うことができませんでした。
代わりに、今年米寿や長寿をお祝いされる方に集まっていただき、こじんまりと祝賀式をおこないました。今年やすら苑では５名の米寿の方に加え、１００歳になられる方、１００歳以上の方も２名おられ皆様それぞれに、国や京都府、与謝野町などからお祝いをいただきました。また、西脇京都府知事や山添与謝野町長などからのビデオメッセージや、本田衆議院議員や中島府会議員からの祝辞などいただき、来賓のない式典でしたが多くの方に祝っていただくことができました。
他の方々には、後日この様子を撮影したビデオをみながら、紅白饅頭をいただいてもらいました。今年はいろいろな面でイレギュラーなことが出てきておりますが、そんな中でも皆様にできるだけ楽しんでいただけるように、これからも職員一同頑張っていきたいと思います。
「水羊羹作り」「さつまいもの茎の佃煮作り」「お団子作り」
食彩委員会が主催で７月〜８月にかけて、各フロアごとでご利用者さんと職員と一緒に「水ようかん作り」「さつまいもの茎の佃煮作り」「お団子作り」を行いました。
「水ようかん作り」は、しそジュース作り、梅シロップ作りをご利用者で味わっていただくことがが好評だったためおやつとしてあんこを使って水ようかん作りをすることになりました。その日のおやつの時間に美味しく召し上がりました。
「さつまいもの茎の佃煮作り」は農園のさつまいもの茎が伸びてきたので、佃煮を作ってはどうかと思い計画しました。昔を懐かしんで一緒に作業しておられました。
「お団子作り」は送り団子やお盆のことを懐かしんでいただければと思い、計画しました。
絹ごし豆腐を生地に混ぜてあり、柔かく、噛み切りやすいお団子になっていました。
実際、試食をしましたが、モチモチした感触を多少残しつつ、かみやすく、食べやすい感じになっていて感動しました。皆さん、パクパクと食べておられました。
ちりめん 花火
遅くなりましたが、ちりめんユニットで実施しました花火大会についてお伝えします。
全国で花火大会がコロナ禍により中止となっております。夏の風物詩である花火が見れないのは
さびしいとの声もあり、ちりめんユニットでは“小さな小さな花火大会”を開催しました。
外が暗くなるのを待っていただき、玄関へと移動しておこないました。密にならないように座っていただき、
吹き出し花火や手持ち花火、それと一番人気の線香花火と順番に点火していきました。
「花火だなんて久しぶり」「きれいやな」「子供に帰るわ、懐かしい」との声も聞かれ、優しい目で花火を見て
おられました。
上の階の居室からご覧になっておられる方もあり、つかの間のことでしたが楽しんで頂けたかと思います。
来年は大きな花火が夜空に舞い上がりますようにと、皆さんでコロナの終息を祈りました。
